019 スイス登山鉄道の旅
☆ スイス名峰・ユングフラウ‘アルプスの乙女’とアッレッチ氷河(世界自然遺産登録/2001年) -ハイジの心-
・スイスへの旅、目的はユングフラウ・ヨッホへの登頂とアルプス展望。
・アルプスの三大名峰はご存じ、①アルプスの乙女・ユングフラウ4,158m ②アルプスの最高峰・白い山・モンブラン4,808m ③アルプスの女王・マッターホルン4,478m。
・美しい二つの湖の間に位置するインターラーケンを起点として、バスと登山鉄道にてユングフラウ・ヨッホを目指した。
・山の天気が気になり、薄暗い早朝、ホテル近くのヘーエマッテ公園へ散歩を兼ねて遠望。
・幸いにも、うっすらとユングフラウとシルトホルンのシルエットが映る、山頂付近は雲がかかっていたが少なくとも登山列車は運行すると確信、ホテルへ戻ろうとすると名古屋から同行していた美しく若い女性とすれ違い、挨拶したらこれから一人でシルトホルン展望台2,973mへ向かうという、お互いエール交換。
(登頂ルート)
①インターラーケン‘湖の間’567m・・・西のトゥーン湖と東のブリエンツ湖の間に位置する街、ここを起点としバスで出発。
②ラウターブルンネン駅797m・・WAB(ヴァンゲルアンプ鉄道)に乗換、周りは雄大で美しいアルプスの山々、エーデルワイスを見ることはなかったが‘アルプスの少女ハイジ’の世界に飛び込んだ。
③クライネシャイデック駅2,061m・・・JB(ユングフラウ鉄道)に乗換、いよいよ傾斜は鋭い、その殆どはアルプス三山(アイガー3,970m ‘アルプスの修道士’メンヒ4,107m ユウグフラウ)の山中、トンネルをゆっくり走る。
④アイガーヴァント駅2,865m・・・JB上りで5分停車、駅の中、難工事を思わせるモニュメントがあった、眼下は美しいアルプスの裾野、曇ってきた。
⑤アイスメーア駅3,160m・・・JB上りで5分停車、駅の外、トンネルの窓からフィーシャー氷河を見ることができる(ことになっている)、この辺りから吹雪が激しくなってきた。
⑥ユウグフラウ・ヨッホ駅3,454m・・・‘Top Of Europe’ 欧州で最標高の駅、いよいよアルプス展望とアレッチ氷河体験が実現か。
→現実は、強烈な吹雪。 エレベータ25secに乗りスフィンクス展望台(晴れるとドイツ、フランスの山々も眺望できる筈)3,571mへ上がった、外はマイナス6.6℃、62km/hのblizzard、それでも外へ出て記念写真を撮る、稀有で貴重な体験。 アルプス展望とアレッチ氷河体験は次回への‘新たな夢’として残った。
→JB創設者ツェラーの胸像、アイスパレス(氷の宮殿)、日本の懐かしい丸い赤ポスト(富士山郵便局と姉妹局、今回の待ち合わせ場所)を見学、超高地でのコーヒー、フレッシュミルクの蓋を少し開けたらプシュと音が出て中のミルクが飛び出す、気圧が原因の様々な現象が続く、速く動くと呼吸が困難、とても走ることは不可能などなど色々体験し楽しんだ。
⑤帰路、ユウグフラウ・ヨッホ駅からクライネシャイデック駅迄JB、WABに乗り換えグリンデルワルト1,034m経由でインターラーケンのホテルに無事戻る。 ミネラルウォータ・ペットボトルは膨らんだり‘ぺしゃんこ’になったり忙しい、新調したGore-Texトレッキングシューズが頑張ってくれた、そしてツェラーに感謝。
(参考) - JB Jungfrau Bahnen (ユングフラウ鉄道 ‘ラック式鉄道’) -
・クライネシャイデック(小さな分岐)駅が起点、アイガーグレッチャー(アイガーの氷河)駅1,898年完成、アイガーヴァント(アイガーの壁)駅、アイスメーア(氷の海)駅と続き、終着はユウグフラウ・ヨッホ(ユウグフラウの肩)駅1,912年完成、JB構想1,860年、建設開始1,896年の歴史。
・設計者A.G.ツェラーは全線の完成を見る前に他界1,899年、さぞかし無念、しかしアイガーグレッチャー駅が完成していたのはせめてもの慰みか。
☆ ユングフラウ・ヨッホへの登頂とアルプス展望という目的の旅。 荒天のためすべては叶わなかった、反面、強烈なblizzardや神秘的なアイスパレスなど数多くの体験、お陰でたっぷり楽しめた。 計画通りに進めることが難しい人生と同様、‘軌道修正もまた真なり’とpositiveに考え納得かつ貴重な旅であった・・・旅から帰り、友人推奨の‘ハイジ紀行-新井満・紀子著-(白泉社)’を読んだ、幸いにも‘ハイジの心’が残っていたのも‘新たな発見’であった。 インターラーケンでの夕食時、スイス伝統の民族舞踊‘フォークロア・ディナーショー’で、アルプホルンの響きと美しいヨーデルに聞き惚れた。 (2008.11.4 スイス・ユングフラウ・ヨッホへ登頂)。
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