« 031 木工の世界(その2) | トップページ | 033 フランスへの旅(回想-4) »

2009年5月 5日 (火)

032 木工の世界(名人編)

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_13 Photo_14 Photo_15

☆ 二人の名人・尺八と家具

・木工の世界、友人二人が趣味として尺八と家具を製作していることを知った。

・早速、メールにて作品を送っていただいた。

  ~ 藤音(ふじね)名人の作品、写真3点(尺八と工房看板 ) ~   

   ~ 山栄(やまえ)名人の作品、写真5点(小物入、額縁など)~

  →写真を拝見して驚嘆、いずれも秀作、本業はITの専門家だった筈?‘人は見かけによらない・・・’とはよく言ったものだ(失礼)。

(尺八・藤音名人)

・プロフィール ・・・ ITコンサルタント、大学講師など多才、尺八の研究・製作の名人。

・12年前、専門誌‘岐路に立つ尺八’にて演奏家・製作者の激減を知る。

・日本伝統文化を絶やしては・・・と危機感、元々の趣味、オカリナ/篠笛から尺八にシフトしたという、実行に移す事が凄い、社会正義?

・企業勤務時代は転勤族、そのメリットを活かし、勤務地毎の尺八名人に師事、幅広い知識・技術を習得。

・‘音量・音質・音程’が評価される尺八製作コンテスト(審査員は、東京芸大教授、演奏専門家)があることを知り応募。

・全国の尺八工房から出展、数人だけが受賞という狭き門、藤音氏は見事‘優秀賞’を獲得、名実ともに‘尺八名人’の仲間入り。

・氏の邸宅付近には、主材料の竹が豊富、質も良し、そして炭焼き小屋にも恵まれているとの事。

・1本製作するのに半年かかるという、年間10本の製作を目指し、材料採取も楽しいらしい、健康にも良さそう。

・得意の‘構造解析・流体力学・数学’が活かせるか、売りは‘燻し竹尺八’と名人はいう。

・工房の立ち上げ、いよいよ‘藤音’ブランドとして世に出ていく予感。 尺八工房の更なる発展、伝統文化の復活を祈るばかりである。 

(木工家具・山栄名人)

・プロフィール ・・・ ITシステムエンジニアとして活躍後、木工の基礎を専門機関で研修された勉強家、木工の名人。

・氏の小物家具は天下一品、筆者とは木工のジャンルは異なるが基礎は同じ、アドバイスが有難いし頼りになる。

・‘色づけ’は最終段階、作品の評価に繋がる重要な工程、提供情報は次の通り。

   -塗装材料-

 ①日本では、漆を頂点とした伝統文化がある。

 ②一般的には、カシュー、亜麻仁油、桐油、エゴマ油、胡桃油、古くは柿渋も。

 ③最近では、アクリル・ウレタン系の塗料も多い。 ワックス、紅柄、日本古来の弁柄なども使用。

 ④植物性オイルをベースとした、ドイツのオスモ・イギリスのリスボ・日本のワトコなど種々。 動物(虫)性オイルも・・・。

  -塗装方法-

 ①工業化されている場合は吹き付けが基本。

 ②木工職人では、オイルフィニッシュが一般的。

 ③工芸の世界では、漆が基本、拭き漆塗装も多い。

 ④北欧では、ソープフィニッシュ(石鹸水)も使われている。

・木工の世界では、塗装の専門家がいるほど奥が深い、塗装材料・方法の知識と共に多くの経験も必要とされる。 反面、‘木目の美しさ・木の質感など自然のまま’を活かしたいとも考えている。

☆ 今回、IT企業勤務時代の友人(・・・と勝手に謳っている)と秀作の一部を紹介させて頂いた。 まさにハンドメイド‘プロの技’と言える、製作も快諾して頂けると期待。 そして、- 竹取への同行・色付作業の研修 - を希望する筆者でもある(2009.05.05 木工の世界・名人編)。

|

« 031 木工の世界(その2) | トップページ | 033 フランスへの旅(回想-4) »

木工」カテゴリの記事

コメント

私の作ったものをブログに乗せて頂いて感謝です。

手作り木工事典と言う木工雑誌(5年ほど前に廃刊)があります。是非図書館で借りて読んでみて下さい。
  
私が学校で習ったことの大半は本に書かれています。

投稿: 山栄 | 2009年5月 6日 (水) 15:03

Blog、拝見しました。
随分と良く書いていただいたのですね。
色づけ、漆を各種使ってます、なかなか旨くゆきませんが。
また、情報交換をお願いします。

投稿: 藤音 | 2009年5月 8日 (金) 07:49

山栄さん
いずれも素晴らしい作品、色づけも流石、目に見えない専門的な細工があるのでしょーね。
そのあたりを是非ご紹介下さい。

藤音さん
企業勤務時代から、作詞作曲されたり、シンセサイザーに関心を持たれたりしておられましたね。
最近は、伝統的な和楽器ですか、シナジー効果も期待できるのではないでしょうか?
やはり伝統工芸品の色づけは漆がマッチしますね。

ご両人へ
本blogを飾って頂き、DreamLifeがイメージアップしました、ありがとうございました。

投稿: 夢・宗竹斉 | 2009年5月 8日 (金) 23:02

藤音さんの名人ぶり、こんな名人とフランクにお付き合いできるとは。
竹細工、私もあるものを生かすの精神でチャレンジできればと思っています。

山栄さん、先日の万博OB会久し振りに会って貴殿の製作状況を聞けてよかったです。

投稿: 伊勢芋 | 2009年5月10日 (日) 23:25

伊勢芋さん
ご訪問と両名人へのコメント、ありがとうございます。
竹細工の作品、メール頂けると嬉しいです、お待ちしております。
次回は、‘竹細工・名人’の紹介をしたいなー。

投稿: 夢・宗竹斉 | 2009年5月11日 (月) 03:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/511634/44903843

この記事へのトラックバック一覧です: 032 木工の世界(名人編):

« 031 木工の世界(その2) | トップページ | 033 フランスへの旅(回想-4) »