041 名山勝水(駿河)
・土地改良事業に携わり2年目、静岡への視察・研修旅行に参加した。
(大井川水系の先進的な水利事業)
・大井川は、南アルプスを源流とする日本を代表する大河、ご存じの通り。
→昔、‘箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川’と称された東海道の難所。
・‘いのちの水 -大井川用水- をまもる’がTheme、戦後の事業について農林水産省関東農政局責任者UTD氏より説明を受けた。
→主な事業は、①‘食糧・農業対策’、②‘電力対策’、③‘工業対策’、④‘生活・災害対策’。 現在も、総合開発事業として国・県・市の重要なTheme、鋭意推進中。
①農林省による‘国営大井川農業水利事業’1947-68年。
②多目的ダムによる洪水調節‘大井川水系工事実施基本計画’1974年。
③農林水産省・静岡県共同による‘国営大井川用水農業水利事業’1999年。
④東海地震、東南海・南海地震防災対策を主とする‘大井川水系河川整備計画’現在策定中。
・視察・研修旅行、名所旧跡の視察(観光)も定番?
①三島大社
→総称 : 権大山祇神・事代主神の二神を主祭神とし‘三島大明神’と総称、二千余年の歴史。
→名所 : 三島大社のキンモクセイは天然記念物・樹齢千年、境内の池には甲羅干しの亀とすっぽん、欄干には可愛い鳩が歓迎。
→碑 : ‘どむみりとあふちや雨の花曇’(芭蕉句碑1694)
‘源頼朝旗揚げの碑’(戦勝祈願碑1180)
‘のずゑなる三島の町あげ花火月夜の空に散りて消えなり’(若山牧水歌碑)
②久能山東照宮(境内6.5万㎡、海抜270m)
→社殿 : 権現造り・総漆塗り・極彩色で日光東照宮より19年前(1617年)に建造。
→技法 : 彫刻・模様・組物は桃山時代の技法、江戸時代代表的な建物(明治45年国宝指定)。
→参道 : 表参道の石段1159段、駿河湾を望みながら筆者はロープウェイで昇る。
→遺訓 : ‘人はただ身の程を知れ草の葉の露も重きは落つるものかな’(家康)
③土肥・清水港フェリー(70分のクルーズ)
→航海 : 前夜の愉しい宴会、出発と到着の極小時間のみクルーズを楽しみ、後は記憶にない?
④宿泊・食事・土産
→文化 : 土肥温泉の名門旅館・山○館での宿泊、清水すし横丁での寿司、名物わさび漬け工場、焼津のさかなセンターなど静岡の文化・名産に触れた。 特に、土肥温泉での美味しい食事・素晴らしい温泉、そして忘れられない・・・愉しい宴会。
⑤‘千貫樋(センガンピ)及西見付址’
→利水 : 三島に近い境川(伊豆と駿河の国境)の水道橋、北条氏康が築いた。 豊富な伊豆小浜地の水を隣国・駿河の灌漑用水として送った水道橋、‘千貫樋及西見付址’碑として残っている、まさに千貫の価値。
☆ 伊勢長島は、揖斐・長良・木曽三川と‘良き友’であるが‘水との戦い’も長い歴史を持つ。 総合開発を目的とした‘長良川河口堰’、社会問題にもなったが周辺地域は防災対策面での恩恵が大きい。 一方、静岡では、①山内一豊による‘一豊堤’ ②境川の‘千貫樋及西見付址’など素晴らしい遺産が多い。 この様にそれぞれの地域で、先人による地道な灌漑・土地改良が現在の発展に繋がっていると言える。 こうした歴史を踏まえバトンを繋いでいく重要性を肝に銘じなくてはならない。 加えて、本旅行での一期一会、新たな人との‘心のふれあい’も・・・大切にしたい (2009.07.10-11 土地改良事業・静岡視察研修旅行)。
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